2017年12月分の「saketaku」の内容をレビュー。今月は青森・尾崎酒造の「安東水軍」特集
12月分のsaketakuの感想記事です。
毎月、月末に感想文を書いてますね。
1月の感想はもうちょっと早めに仕上げていきたいです。
というか、さっき1月分が届きました。
saketakuの詳細についてはこちらの記事で詳しく書いていますので、よろしければどうぞ。
wakitaya.hatenablog.com
11月の感想記事はこちらです。
wakitaya.hatenablog.com
今月の日本酒「安東水軍」
今月は青森県の尾崎酒造「安東水軍 純米大吟醸 出羽燦々 原酒」「安東水軍 山廃純米」の二本。
今月も小冊子「days」がついています。
中身はインタビュー記事です。
蔵元の若社長の人となりの分かる内容になっています。
今後は毎月、1酒蔵を特集していくかんじになるのでしょうかね。
安東水軍 純米大吟醸 出羽燦々 原酒
黄色のラベルが貼ってあるだけの非常にシンプルな酒瓶。
「days」のインタビュー記事でも「シンプルなもの好き」が好きと若社長が発言していました。
潔いデザインです。
こちらのお酒、付属の鑑定書ではワイングラスで飲むことをオススメされています。
ワイングラスを持っていないので、いつもどおりシュピゲラウの「ビアチューリップ」で代用します。

シュピゲラウ (Spiegelau) <ビールクラシックス> テイスティング・キット(4個入) 4991695
- 出版社/メーカー: Spiegelau(シュピゲラウ)
- メディア: ホーム&キッチン
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写真を撮って気がつきましたが、「spiegelau」ってちゃんと透かしが入っていますね。
そろそろ、安いのでいいからワイングラスを買うべきかな~。
味のほうは、口に含んだときわかりやすい甘さが感じられ、同時にバナナ系の風味が香ります。
舌で転がすとメロン系の風味が強く感じられます。
香りと甘みが強い日本酒ですが、ツンと鼻に来るような強さではなく、味と香りにバランスが丁度いいです。
日本酒を飲みなれてきただけかもしれませんが、第一回の便で届いた「NOTO」は香りが強すぎてちょっと苦手な日本酒でした。
後味もサイダーのような爽やかな印象。
鑑定書にも「これ一本で完結している」と記述がある通り、おつまみがなくてもぐいぐい飲める日本酒です。
安藤水軍 山廃純米
こちらは高級感のある箱入り。
「山廃」とはお酒の醸造方法の一種で、現在の日本酒造りの主流(速醸酛造り)とは少し違う日本酒の造り方です。
興味のある人はこちらサイトが詳しいです。
生酛 と 山廃 について | 泉橋酒造株式会社 Izumibashi SAKE Brewery.
鑑定書ではコップで飲むことを推奨されていたので、ぐい呑グラスでいただきます。
口当たりが非常によく、サラリと口の中に入っていきます。
まるで水のようです。
ただ、舌の上で転がすと舌の上で旨味がじんわりと広がります。
渋味、苦味などもかんじる表情豊かなでお酒です。
今月のおつまみの「鶏肉とオリーブのトマト煮」と一緒に楽しんでいたのですが、濃厚なトマト味に負けないくらい味わいが強いです。
しかし、いやゆるキレのあるさっぱりした後味です。
手酌で一人酒でも楽しめるし、お惣菜系の料理と合わせて家族でも楽しめる、守備範囲の広いお酒だと思います。
美味しいです。
今月のおつまみ
日本酒と同じくらい楽しみにしている毎月おつまみセレクション。
今月のおつまみは「鶏肉とオリーブのトマト煮」の缶詰です。
缶詰紹介のおしゃれなパンフ。
「温めて食べてください」というだけの内容ですがおしゃれです。
素人が撮るとこんな感じですわ。
基本は濃厚なトマト味ですが、オリーブの青っぽい風味が強く香ります。
入ってるかどうかわかりませんが、パセリっぽい香りです。
私は好きですが、好みが分かれそうな味ですね。
濃い味なので、お酒のあてにはもちろんペンネなどのショートパスタにあえても美味しそう。
メインの鳥肉は若干ぱさついてます。
これはちょっと残念。
11月、12月と缶詰が続いているので1月は乾きものがくるかな。
今月のまとめ
今月も性格の違う2本が楽しめて満足です。
毎月、月末の楽しみになっています。
定期便っていいですね。
そして、saketaku入会4ヶ月目には赤字覚悟の入手困難な超レアな日本酒が届くとのこと。
いやー、楽しみです。
日本酒が好きな人、日本酒に興味がある人、日本酒マニアはsaketakuで幸せになれます。
一緒に幸せになりましょう!