朝礼のネタに困ったとき 3ステップでスピーチをひねり出す方法
最新版の朝礼スピーチをの書き方を書きました。
こちらの記事の方が具体的書いていますので、よろしければ下記のリンクからご覧ください。
現在、わたしが勤めている会社は毎週月曜日に朝礼があります。
毎週交代で1分ほどスピーチをするタイプの朝礼です。
IT企業では既にない慣習かもしれませんが、日本の大体の企業ではまだまだ残っている慣習ではないでしょうか。
普段生活をしているなかで大勢の人の前で自分の意見を話す機会はなかなか無いですよね。
朝礼スピーチを苦手なとしている人が多いのではないかと思います。
私もはっきり言って苦痛です。
嫌で嫌で日曜日に思わず「会社やめようかな」と考えてしまうくらいです。
朝礼の度に会社を辞めていてはきりがないので、自分なりの朝礼スピーチの作り方をひねり出しました。
よろしければ参考にして頂ければ幸いです。
Step1 着地点は仕事に話にする
「先日こんなことがありまして〜」と終始身辺報告をし続ける人もたまにいらっしゃいますが、社会人としていかがなものかと思います。
最後は必ず仕事の話に着地させませしょう。
研修にいってきた、決算時期、年末、お盆前など、時事ネタがあるときは「時事ネタ+担当している仕事の進捗+進捗からの意気込み」で簡単にスピーチが作れます。
年末であれば、「目標数字◯◯円に対して現在××円です。残り3ヶ月間取りこぼしのないように頑張ります」みたいな内容を1分程度の内容に膨らませればOKです。
しかし、毎回タイムリーに時事ネタがあるわけではないですよね。
時事ネタがないとき、私は「日常生活及び仕事から得られた気づき」という筋書でお話をつくることが多いです。
Step2 「気づき」をひねり出す
今仕事で悩んでいること、担当しているプロジェクト、お客さんについて考えて見ましょう。
少し手間ですが、マインドマップもどきを書くと後々楽になります。
参考リンク:
マインドマップ - Wikipedia
最近お客さんから怒られたことや、喜ばれたことが見つかればあとは簡単です。
何とかその体験から「気づき」をひねり出しましょう。
- 〜したことによってお客様に喜ばれた(怒られた)
- その理由は〜であった(〜だと考えられる)
- そのことは現在担当している仕事にも共通する(気づき)
- 3.の気づきを今後〜に活かしていきたい
こんな感じでしょうか。
他にも時事ニュースの自分なりの考察からの自分の担当している仕事へ話をつなげる、お客様から言われた言葉から得た気づき、実践している小さな改善などもスピーチのネタになります。
切り口は意外とありますよ。
Step3 エピソードを逆算して作る
そうは言っても何のエピソードも気づきも思いつかないときもあります。
そういった時はエピソードを逆算して作ってしまいましょう。
嘘はいけないので1を10に膨らませる形で、着地点につながるように話を盛ってしまうのです。
0から話をつくるとリアリティがないので、必ず実体験から話を膨らませましょう。
自分が感じたことをお客様から言われたことにしてエピソードにしてしまうなどです。
例えば、普段の活動から「地方のお客さんは情報に飢えている」という気づきを得たという形でスピーチを作ってみます。
先日、地方へ営業へ行ってきた際に感じたことなのですが、地方のお客様にとって我々営業マンは貴重な情報源の一つであるということです。
インターネットの普及で商品の情報はすぐに手に入るようになりましたが、実際の使用方法、採用事例などの詳細な情報はネットからはなかなか入手できないようで、地方のお客様は情報に飢えています。
先日も、地方まで来ていただけるのはありがたいとの言葉をお客様からいただけました。
他社が行かない地方はフロンティアとして開拓、顧客囲い込みの可能性がまだまだあると感じます。
セールスの仕事は何かと嫌われがちですが、自分の仕事は人の役に立てるのだということを誇りに今後も頑張っていきたいと思います。
上記のスピーチですが、実際の地方営業に行ったことは事実ですが、エピソード自体はまるまるつくり話です。
たまたまグイグイ話に食いついてきてくれたお客さんがいたので「地方はまだまだ仕事があるなー」と感じたことをベースに話を盛りました。
言いたいことが決まっている場合は、自分の体験からそれに合致するようなエピソードを探して話を作ってしまうのも手段です。
憂鬱な朝礼スピーチですが上記の手法を駆使して、何とか乗り越えていただければと思います。
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最後まで読んでいただきありがとうございました。
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