ワキタヤ

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腐女子とそうでないオタク女の分岐は何歳から始まるのか

答えはたぶん5~6歳くらい(適当)。
「月刊少女野崎くん」の9巻を読みながらそんなことを考えた。 

月刊少女野崎くん 9巻 (デジタル版ガンガンコミックスONLINE)

月刊少女野崎くん 9巻 (デジタル版ガンガンコミックスONLINE)

 

 「月刊少女野崎くん」はラブコメ・ギャグ漫画のふりをした「やおい」漫画である。ΩΩΩ<ナ、ナンダッテー

「やおい」はある関係性をもとに妄想を広げていく遊びだと思っている。

「やおい」漫画の読書経験はないないけど、pixivで「おそ松さん」のパロディを見ていてそんな風に感じた。異論は認める。超認める。

月刊少女野崎くんはキャラクター同士の関係性が際立っている。
関係性しかないと言うと言い過ぎだけど、誰と誰がどういう関係なのかが重要視されているように思える。

このキャラ同士の関係性を主人公の千代ちゃんの目を通して楽しむのが「月刊少女野崎くん」という漫画である。ギャグ要素も楽しいけど。

主人公の千代ちゃんをはじめ女の子キャラも出てくるが、それは添え物のようなもので、実際は野崎くんを中心とした男の子キャラ同士の関係性がこの漫画の骨子だ。 

野崎くんと各男の子キャラの関係

  • 同級生:野崎と御子柴
  • 先輩:野崎と堀
  • 後輩:野崎と若松
  • 兄弟:野崎・兄と野崎・弟
  • 年の差:野崎と宮前

妄想して下さいと言わんばかりだ。

この関係をメインに添え物として女の子キャラが絡み、さらに外野のキャラ同士の相関関係(宮前の職場の同僚、ゆかりの大学の友達など)がまた存在し、それが衛星のような形で複数配置されてある。

この漫画のメインストーリーは野崎くんと千代ちゃんの関係が発展するのか、ではあるけどそれは漫画を続けるための方便にしか過ぎない。

野崎くんが描いている劇中漫画の「恋しよっ」のマミコと鈴木の関係と同じようなもので、くっつきそうでくっつかない関係を延々と続けるとお話はずっと作れる。

読んでる人もたぶんメインストーリー自体はそんなに気にしていないだろう。

そして、千代ちゃんは主人公でもあり、ボケでもツッコミでもあるが、実際の役割は観察者である。

千代ちゃんはあの関係性の輪の中にいるけどいないのだ。
一番よく観察できるポジションとして輪の中にいるのであって、本質的には外側の人間なのである。
9巻でもネタにされていたけど作者公認のストーカーキャラだし。

ここまで考えてピーンときたのが、「やおい」は「お人形遊び」の延長ではないか考えだ。

「お人形遊び」において人形を操る自分は完全に部外者である。
その世界のすべてを見通す観察者で、その世界の「神」とも言える。

自分で複数のキャラクターを操り、AとBは夫婦だけど、過去にAはCに思いを寄せていて、CもBの気持ちには気づいていた。
でも、BとCは親友で……といった妄想を繰り広げて楽しむわけである。

この「お人形遊び」の架空の関係性に対していかに気持ち乗せて妄想を広げて楽しむ行為は「やおい」と共通していると言ってもよいのではないか。

対して「少女漫画」は「ままごと遊び」の延長と言えないだろうか。

「ままごと遊び」はロールプレイングゲームの一種である。
基本的に自分こと主人公が「家庭」という人間関係の渦に飛び込み、自分の役割をどうこなすかということ考え、実際に演じる。

「少女漫画」の主人公も好き、好かれという非常にめんどくさい人間関係の輪に自らが飛び込む。もしくは巻き込まれる。

この関係性に自ら飛び込んでいく遊びにハマると、実際の自分の恋愛を充実させることや、それに準ずる物語(少女漫画)を好むようになるのではないか。

つまり、幼少の頃(5~6歳まで)に「お人形遊び」と「ままごと遊び」のどちらをより好むのかということで、腐女子かそうでないオタク(もしくは一般人)になるかどうか見極めができるのだ!

と言い切ってみたけど、自信はあまりない。

「月刊少女野崎くん」を読んでいて感じた“何か”の言語化を試みたらこうなった。

繰り返しになるが異論は認める。超認める。 

最後まで読んでいただきありがとうございました。
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