ワキタヤ

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「交響詩篇エウレカセブン」の思い出

最近、頻繁に交響詩篇エウレカセブンのリメイク映画のCMをよく見かける。大ヒットしているらしい。

正直、TVシリーズによい印象がない。吉田健一さんデザインのキャラが動くのが見たくて、一応リアルタイムで全話見たけど、最後のほうはキツかった。あの頃は体力があったなあ。アニメを見るにも集中力と体力が必要だ。

最後まで見たけど何が「交響詩篇」なのかよく分からんかった。
「お前の理解力が猿並みなんだよ!」と言われても仕方がない頭の出来だという自覚はあるが、ちょっと格好いい冠を付けたかっただけのようにしか思えない。

全編通して感じられるのが、制作者側の「アニメを作っていることで、舐められくない!」という心の叫びだ。

「自分たちは表現の一手段として、アニメーションを選んだのであって、別にアニメでなくてもよかったんです」みたいなポーズ(完全な妄想)を制作者が取っている気がして、かわいくないと思っていた。

別に、アニメが大好き!アニメの美少女大好き!そして、面白い作品が作りたいんだ!という姿勢で頑張ればいいじゃないか。
魔法少女まどか☆マギカとか、意欲作じゃないか。お約束を逆手に取りながら、美少女モノとしてもそれなりに楽しめる。

リフ(サーフィンに似たスポーツ)も最初は彼らにとって非常に大事なモノとして扱われていたのに、途中で完全にあってないようなモノになってる。

単なるロボットプロレスをやりたくなかったのかもしれないが、サブカル要素をとってつけたような感じは否めない。中途半端で気持ち悪い。
このあたりが「何かかわいくない」のだろうな。

富野由悠季は嫌々ロボットプロレスをやっているけど、うまいから許される。
エウレカセブンの制作サイドは別にロボットプロレス嫌いじゃないでしょう。
むしろ、好きな方なんじゃ?照れ隠しはよくない。

ヤミ臓器を運ぶ話(第3話くらい?)にしても、ダークなフレーバーを足しておこうみたいなとってつけた感があった。なくても良かっただろう、あの話。
ホランドはじめゲッコーステイトの面々も結局何がしたかったのか分からん。
いや、何か目的があったらんだろうけど、登場人物が行き当たりばったりで動いているので、まったくそう見えない。 

レントンに対して、偉そうな説教たれるホランドもそんなに大した人物でもないし。

「セカンド サマー オブ ラブ」も何かそれっぽい言葉出しとけという風に感じられる。デューイって体制側の人間だから、ヒッピームーブメントと関係なくないか?ともやもやしたのを覚えている。

エヴァの「セカンドインパクト」はパワーワードだったから、マネしたいのはよく分かる。
レントンの息子が主役の続編やリメイク映画が作られるくらいだから、それなりの数のファンがいるってことなんだろうけど、皆さんどんなところが好きなんだろうか。

見ていて終始モヤモヤ、イライラ、何かしら嫌な気分になっていた。
だったら見るなよという話だが、どういう風に話の決着をつけるのか気になって毎週見ていた。

リメイク版でTV版のモヤモヤが晴れるなら見てみたいなという気持ちはあるけど、月に相合い傘書いちゃうようなラストで落とすセンスの人たちだからなー。
本意ではなかったのかもしれないけど、最後まで見たこっちの身になって欲しい。TVの前で脱力したわ。

まあ、でも十何年後にこんな文章を書くくらいには記憶に残っているので、何かしらのパワーがある作品だということは認めないとダメだな。