ワキタヤBLOG

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宮崎アニメでプロの声優が使われなくなった理由が分かった気がする

宮崎アニメを全部見ているわけではないけど、いつの頃から宮崎アニメでは俳優を声優として起用し、プロの声優を起用しなくなった。

このまとめ記事を読むと「もののけ姫」以降はプロの声優を使っていないようだ。

matome.naver.jp

同じく上記のまとめ記事から、問題視された「娼婦の声」発言は、アニメではなく映画としてちゃんと扱って欲しいという気持ちがあったからとのこと。
分からなくないが、なんとなく腑に落ちない。

私の話で恐縮だが、私は女性のゲーム実況者が苦手だ。
作業用のBGM代わりに適当なゲーム実況動画を再生することが多い。そのとき女性実況者の動画をクリックしてしまったと分かったとき、すぐさまブラウザバックする。

同じことはいわゆる「歌い手」にも言える。これは完全に人による。
男性の場合も「あ、だめだ」と感じることがある。

彼女、彼らの何がそんなに嫌に思うなのかというと、要は「過剰に作りこまれた声」が嫌なのだ。

大塚明夫は若い声優志望者のことを「最近の若い子はアニメの声まねがしたいだけだ」と評したらしい。 
私は「アニメの声まねがしたい素人の声」が嫌なんだろう。

素人なのに「作り込んだ声」で話す、歌う、その様は「業界用語を多用する放送研究会所属の大学生」のようで、見ていて何か嫌な気分になる(技量が本当にプロ並みなら素直に感嘆する)。

女性のゲーム実況者は大体が素の声でしゃべっていない。
「歌い手」になると、男も女も自己演出が過ぎる人が多い。
わりと純粋に「楽しそうだからやってみた」という動画が多かった、昔の素朴な動画投稿サイトが私は好きなんだろう。もう、おっさんだね。

「背伸びしなければ、背は伸びない」ということばもあるし、学ぶことはマネすることが基本だとはいえ、ごっこ遊びにしか見えないとやはり興ざめする。
いや、タダだから好きな人は好きでいいし、誰も困らないんだけど・・・

話を宮崎アニメに戻すが、宮崎駿も「もののけ姫」以降は「作り込んだ声」に対して拒否感を感じるようになったんじゃないだろうか。

それは私のように「嫌な気分になる」からというわけではなく、「作り込んだ画面」に対して、さらにプロの声優が本気で「作り込んだ声」を入れ込むとうるさく感じたのではないか。

声優経験のない俳優やタレントのちょっと抜けたような声を当てることで、バランスを取れるという考えがあったんじゃないかと。
この間「風立ちぬ」を見て、そんなことを考えた。

「庵野じゃねえか!」と思えた声も最終的に画面に馴染んでいった。
プロ声優の職人芸をもっと聞きたいと思う反面、画面を作り込んでいく方向にある劇場アニメ作品は今後、俳優を起用する事例が増えていくんだろうなーと思う(現在進行形で今もか)。

ただ「崖の上のポニョ」は失敗でしょう。
所ジョージは、何をどう聞いても所ジョージにしか聞こえないもの。キャラクター性で所さんはアニメキャラを越えているのが凄い。