ワキタヤBLOG

日々コンプレックスと戦っています

「ローカル女子の遠吠え 2巻」を読む。ローカルと言うより静岡女子の遠吠え。

 

ローカル女子の遠吠え【電子限定版】 2巻 (まんがタイムコミックス)

ローカル女子の遠吠え【電子限定版】 2巻 (まんがタイムコミックス)

 

 

おい、2巻出てんじゃねえか!楽しみにしていたのに、知らなかった!

2巻目に突入して各キャラの立ち具合がさらに加速して面白い。

ブラック企業で心を病んでしまったハッチのブラック企業ネタが本巻は多め。1巻ではそんなに目立ってなかったからね。いいキャラなので、露出が増えて良かった。

りん子の同僚・雲春の東京本社時代の友人・名々伏も出てきて賑やかになってまいりました。

タイトルが「ローカル女子の遠吠え」だけど実際の所は「静岡女子の遠吠え」だな。なかなか静岡に焦点を当てたマンガ(サッカー漫画を除く)ってないので毎ページ「秘密のケンミンSHOW」を見ているようで楽しい。

見逃しているだけかもしれないけど、各都道府県のあるあるご当地ネタにフォーカスしたマンガがもっと読みたい。女子高生が主役のマンガには食傷気味なので、本作のような働く女性が主人公の作品が増えるいいなあ。いや、働く女性が主人公のマンガは色々あるな。俺はりん子のキャラが好きなんだな。だって委員長キャラが主人公って珍しいじゃないか。

「坂本ですが?」は委員長キャラというわけではないし「ニーチェ先生」も少し違う。どちらも「天才柳沢教授の生活」の系譜にある、超然とした人物が持つ、面白み(常識とのズレ)と常識とズレていることから醸し出される凄みを描いているマンガじゃないかと。 

ギャグマンガなのに、故郷の美しい思い出と厳しい東京の現実の対比、田舎のぬるい環境に浸かっていたらダメになる!という焦りと別に無理しなくてもいいんじゃない?といった二律背反の気持ちなど地方出身者の持つ哀愁が合間に挿入されており、度々グっとくるものがある。ギャグマンガなのに。

また東京出身の雲春から見た「故郷としての東京」という目線があり、故郷に感じるモノの捉え方の違いも描いてあって面白い。

しかし、延々と静岡ご当地ネタで引っ張るのは厳しいだろうな。続いても5巻くらいだろうか?打ち切りで唐突に終わるパターンではなくて、スパッとキレイに終わって欲しいなあ。好きな作品なのでなおさらだ。